ぶんぶん通信 vol.1
先月にもお世話になった東大宮の重松荘さんでの上映でした
田ノ浦湾を埋め立てて2基の原発を立てる計画をめぐる島民の闘い
スウェーデンでは当たり前のように使われている効率の良いエネルギーが
日本では制限がかかり使えないのと同じように
島民は住む場所にさえ制限をかけられてしまう
かき消されてしまう島民の方の声に私は辛くなりました
持続可能とよく目に耳にするけれども
20、30年後になり
化石燃料にかわる安全でクリーンなエネルギーがあるのか
安全な暮らしがそこにあるのかはわかりません
今のような安全な暮らしの求め方では
より多くの犠牲を払い続けなければなりません
島も島民の方も私たちも遠く離れていても同じことなのだと
いずれ降りかかってくることなのだと
まざまざと教わりました
養老さんが言っていたことですが…
「虫の住めない星には人も住めません」
埋め立てで生物を殺めることは人を追い込むことと同じです
都内の人は虫の寄り付かない
整備しつくされた土地や建物を好むようですが
私は毎夜 虫や鳥の声を聞けないとなんだか不安です